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奥道後藤棚ロード [日記]

奥道後温泉に行って来ました。

ゆったり露天風呂は、とっても良かったんですが、観光地としてはだいぶ寂しい感じになっちゃったのか?繁栄の往時を思わせるものが、いろいろと取り残されておりました。

撤去もされずそのまんま放置、自然の風化に晒されるがまま、えもいわれぬ存在感を醸し出してた。

その昔、奥道後に来た観光客の皆さんの目を楽しませたであろう見事な藤棚の散歩道は、裏庭からお山へと続くけっこうな長さがあり、散歩というより、探検レベル。

在りし日の賑わいを思いつつ、今の様子を写真に撮ってきましたので、それを並べてみようかと思います。

 

まずは、観光ホテルの裏庭ぽいとこにあった立て看板。

藤棚の散歩道は、もうこの辺から始まっています。

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遊園地・・・があったらしいのね。もう無くっても、案内板は今もそこに。 

更に、使われていないロープウェーがすぐそばに。お山の上にあったのかしら?遊園地。

廃墟と化したロープウェー乗り場は、わりときれいに片付けられていて・・

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なか入れた!けど、なんともさみしい・・・ 

 

すぐ近くには、こんな案内板も。 

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一体どんな伝説が!? 

 

ちょっと行ったとこに、一見素敵な、しかしよく見ると塗りのバリバリに剥がれた赤い橋がかかってまして。

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下見ると、深い谷・・・! けっこうな高さよ。

幽玄な雰囲気のある滝もあって、木々は鬱蒼と茂り、晴れていたのにほの暗かった。 

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どうやら、ここが湧ケ淵のようです。 

ここから藤棚の散歩道残骸の山道を抜けた先に祠があって、伝説についての説明板があった。

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谷に住む大蛇が夜な夜な美女に化身し、道行く人を襲ってたとかで、それが退治され、頭骨がここに納められている、と・・・やや恐ろしげな伝説ね。

 祠の先は行き止まり。

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奥に柵がありました。それを越え、道なき道を掻き分けて行けばロープウェーのとこに出そうでしたが、さすがにそこまではしませんで引き返しました。

 

途中、藤棚ロードの分かれ道があったんで、反対側を探検に行った。

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すごい落ち葉の量~!

石垣の上に激しくサビついた棚。しっかりとした造りなせいか、相当傷んでも壊れないみたい。

藤は、野生化した感じで残ってるけど・・・花期には、今でもそれなりにきれいに咲いてるのかな?

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こんなサビサビアーチが延々続く!

まだあるの!?ってほんとびっくりする長さで・・

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やっと終点。。。

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ここはどこ?お山の中腹くらいか? 

少しひらけた場所。材木と林業系の器具のあるちょっとした小屋があった。

それだけで、あと、なんも無かった。

モグラの死骸が落ちてたくらいか。

猛禽か何かが捕まえて、誤って落っことしちゃったのかもね。

 

帰り、山道にたくさん落ちてた赤い花を拾ってみた。

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ねむの木の花のようです。赤みの強いタイプみたいですねー。

これがお山のあちこちを、うっすら紅く染め、藤を覆うように蔓延って見えた。

木々の静かなるバトルが展開中なのかもしれない。


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